トリシティに充電環境を整備、ヒューズ電源から給電する方法を解説

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はじめに

トリシティにヒューズから電源を取る方法について解説しています。今回は、あくまでバイクに充電環境を整えるという目的で行いました。手順について、順を追って述べていきます。

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充電する必要性

トリシティにスマホ用ポーチを装着し、スマートフォンの地図アプリをナビ代わりにした事を、前回記事にしました。短時間しか使わないのであれば、これだけで特に問題はありません。しかし、1日中ツーリングで使用するとなると、やはり電源確保はどうしても必要になります。とは言え、給電しながらスマートフォンでナビアプリを使い続けるのは、熱暴走とかのリスクもあります。一般的に、スマートフォンを充電しながら使うのって、あまり推奨される方法ではありません。

という訳で、使用中に給電する事なく電源を確保するには、

  1. モバイルバッテリーの使用
  2. バイクに充電出来る環境を整備

の2つになります。

1は言うまでもありませんが、様々なシチュエーションでモバイルバッテリーを使用した充電を経験されている方も多いと思います。電源確保だけであれば、これが一番手っ取り早い方法になります。しかしこの方法、そもそもモバイルバッテリーの残量がなくなってしまえば、意味がありません。

そこで2の方法です。とりあえず充電する環境だけ整備しておけば、バイクを動かしている限りは充電に困る事はありません。

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ヒューズから取る電源ソケット

充電するだけの環境と言っても、どこから電源を確保するかによって、必要なものは変わってきます。一番簡単なのは、バッテリーから直接電源を取る方法です。しかし、この方法はバッテリー上がりの原因にもなりかねません。それを回避するには、イグニッションのオンオフに連動する所から電源を取る方法です。ただ、これを直接配線するとなると、高度な技術力と、電装関連の工具も必要になります。そこで、難易度も低く、汎用性も高い方法としてあるのが、ヒューズから電源を取る方法です。使用したものは、以下の製品です。

私が購入した「【1554】電源ソケット1穴」は現在廃番となっていますが、類似商品「【1542】電源ソケット(ヒューズ電源タイプ)」の詳細は、↓よりアクセスして下さい。ちなみに違いとしては、ソケット部のプラグをロック出来るようになっている程度で、許容電源等の仕様に変わりありません。実際に私も、N-ONEにドライブレコーダーを取り付けした際に使用しています。

取付

取付順序を説明する前に、この製品について紹介しておきます。この製品は、プラス側は15Aのヒューズと付け替えて、マイナス側はボディアース(バッテリーのマイナス端子でも可)に繋ぎます。そして、そこから延びる電源ソケットはシート下スペースに設置します。

これで、スマートフォンの充電も、ナビアプリを使いたい時以外に限られますが、充電する事が出来るという訳です。また、使用可能電力は60W以下です(ヒューズとソケットの間に、5Aのヒューズが入っています)。このため、DC/ACインバーターを使用する際には、定格出力を確認した上で使うようにして下さい。ちなみに小型のもので、デジカメの充電程度であれば十分です。

それでは、取付手順です。

  1. シートを開けると、前方にヒューズボックスカバーがあります。
     
  2. ヒューズボックスカバーを外します。
     
  3. ヒューズボックスを外します。
     
  4. 上から3番目にある15Aヒューズは、ヘッドライト用のものです。ここであれば、イグニッションのオンオフと連動出来ます。そもそもトリシティの場合、15Aのヒューズはここだけですので、他に選択肢はありません。
  5. ステップボードとシートの間にあるカバーを外し、バッテリーのマイナス端子に、ソケットから延びているクワ型端子を接続します。
     
  6. ヒューズボックスに戻って、15Aのヒューズと、製品を取り付けます。ここは、プラスとマイナスを間違えないように、検電テスターでヒューズのどっちがプラスか確認した上で、プラス側をソケットに繋がっている線の方向に取り付けます。
    参考までに、トリシティの場合は、後ろがプラスでした(一応、検電テスターで確認して下さいね)。

    ちなみに、この製品にはミニ平型ヒューズが付いています。他にも、平型ヒューズと低背ヒューズがありますので、ヒューズの形状によって付け替えれば使えます。トリシティの場合はミニ平形ヒューズを使っていますので、特に付け替えの必要もありません。

  7. ここでテストをします。シガーソケット用スマホ充電器をソケットに装着して、イグニッションをオンにします。

    青く光りましたので、通電成功です。

  8. ステップボードとシートの間にあるカバーを取り付けます。
  9. ヒューズカバーを取り付けます。この際、これまで無かったコードがあるため、そのままでは閉じる事が出来ません。そのため、ボックスのコードが出てくる所にカッターで切れ込みを入れました。
  10. 最後にヒューズボックスカバーを取り付けて完了です。シート下スペースまで延びているケーブル類は、束ねて固定(ガムテープ等を使用)しておきましょう。

使用感

日帰りツーリングでも、ナビアプリを使わないような時にはシート下で充電出来るという訳で、かなり便利になりました。スマホ用ポーチの近くにUSB電源を持って来れば、より便利に使えるのかもしれませんが、雨の日は使えないといった制約もありますので、この方法でも十分かなと考えております。もしこれで困るようであれば、モバイルバッテリーも併用して、走行中はモバイルバッテリーそのものを充電しておくようにすれば、より効果的な充電切れ対策になると考えております。

終わりに

トリシティにヒューズから電源を取る方法について解説させて頂きました。

DIYで電装系をカスタムするのは抵抗あるという方でも、この位の方法であれば、それほど難易度も高くないのでお勧めです。

今回はイグニッションのオンオフと連動する15Aヒューズから電源を取る方法として記載しました。バイクによっては、15Aヒューズの数が多かったり、バックアップ用で常時通電しているような場合もありますので、どのヒューズから電源を取ればいいのかは、使用するバイクによって異なると思います。この点につきましては、ご自身でご確認の上で、あくまで自己責任の範囲でチャレンジして下さい。

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