日帰りで北海道ツーリング、不可能を可能にした過去の実績

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 日帰り北海道ツーリングとは?

日帰りツーリング、一般的には朝出発して、言葉の通りその日のうちに帰宅するツーリングを連想するかと思われます。例えば、朝だったり、時には未明に出発して、深夜の日付が変わる前に帰宅すれば、日帰りになります。また、日付が変わってしまったとしても、どこかで宿泊をするという事がなければ、それも日帰りと位置付けると思われます。

そこで、日帰りで北海道ツーリングをするとなった場合、北海道在住であれば日常的な日帰りツーリングで可能です。

では、道外からだとどうでしょうか?

例えば、青森に住んでいるのであれば、未明のうちにフェリーに乗って朝上陸、そこから走り始めて、夕方のフェリーで青森に戻る、という事であれば可能という事になります。逆に言うと、それ以外の方法では、距離的、時間的、フェリー等の交通手段、どれをとっても不可能という事になります。

そこで、北海道での滞在期間を1日のみとすればどうでしょう?

この方法だと、フェリーで朝上陸、その日のに北海道を走って、夜のフェリーで帰路につくという手段を使おうという訳です。

これを日帰りと表現するのには少々無理がありますが、実質的には日帰りツーリングとも言えます。これが、私が冒頭で述べた、日帰り北海道ツーリングの意味です。

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今は再現不可能な過去の実績

せっかく北海道に行くのに、たった1日のみ、しかもとんぼ返りとも言えるこんな北海道ツーリング、一体誰が考えるでしょうか? しかし、これを実行に移した人物がここに居るんです。そう、私です。忘れもしない1999年の夏、勤務先で忙しい部署に異動となり、夏季休暇も金曜日~日曜日までの3日間しか休めないという状況でした。この日程で北海道にバイクで行くなんて、誰も想像する事はないでしょう。しかし、土曜日の朝に北海道入りすれば、その日のみ北海道を走って、夜のフェリーに乗れば、日曜日には帰れると踏んだ訳です。

その行程は次の通りです。

まず、木曜日に仕事を終えてから、有明のフェリーターミナルに向かい、釧路行きのフェリーに乗船します。フェリーは、日付が変わる頃に出港します。そして、土曜日の朝に釧路に到着します。

上陸後は、和商市場で朝食、その後は、釧路湿原~多和平~津別峠~層雲峡と、最低限の観光をしながらひた走ります。その後は、新千歳空港でお土産を買って、室蘭に向かいます。そして、室蘭から帰りのフェリーに乗ります。北海道での滞在時間は約16時間、走行距離は642KMです。

そして、フェリーは日曜日の夕方に大洗に到着し、後は家路につくだけです。

これが、私がかつて経験した、日帰り北海道ツーリングです。

ちなみに「今は再現不可能」と表現したのは、今は往路も復路も該当するフェリー航路がないためです。

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意地と経験をフル活用

この日帰り北海道ツーリングを敢行するに当たっては、私の北海道ツーリングに対する強い意地がありました。それは、毎年夏に北海道ツーリングする事を楽しみにしていたのです。1990年の夏に、初めて北海道ツーリングを経験してから、毎年続いてました。しかし、この年は行けないかもしれないというピンチに見舞われました。しかし、何か方法があるはず、そんな思いで、これまでの経験を元に、フェリー航路を選定し、道内でのルートを選定しました。机上でシミュレーションしただけで、ここまでして行く必要はないだろうと思うのが一般的かなと考えております。しかし私は、これを実行に移しました。この経験があったからこそ、2010年まで毎年北海道ツーリングを続ける事が出来たのです。ちなみにこの時のバイクは、初期型マジェスティです。荷物は必要最低限でしたので、シート下スペースに収まりました。

今でも可能な方法を検証

先述の通り、今では私が利用したフェリー航路がないため、不可能なように思われます。しかし、実際の可能性は、ゼロではありません。差し当たり、モデルプランを出してみましょう。

  • 初日は、未明に東京から新潟へ移動、午前中に出るフェリーに乗船、2日目の早朝に小樽着、北海道を1日(約16時間程度)堪能、苫小牧から深夜に出るフェリーに乗船、3日目の夕方に大洗港到着、東京に戻る
  • 初日は、昼間に東京から仙台へ移動、夜に出るフェリーに乗船、2日目の昼前に苫小牧着、北海道を半日程度堪能、苫小牧から深夜に出るフェリーに乗船、3日目の夕方に大洗港到着、東京に戻る

まあ、これを見て、実際に敢行しようとは、なかなか考えませんよね。それに、実際に可能なのは、東北、関東、北陸エリアにお住まいの方に限定されてしまいます。それ以外の遠方だと無理なのでしょうか? 実は、次に紹介するサービスを利用すれば可能だったりします。

バイク輸送サービスを利用する

ここまでは、バイクと一緒に行くという前提でしたが、事前にバイクだけ輸送しておき、人間は当日に飛行機で向かうという考え方です。実際に、以下のようなサービスがあります。

2021年『夏季限定!北海道ツーリングパック』輸送受付開始のご案内

このサービスのいい所は、北海道までバイクやフェリーで移動するという時間が取れないという方にむけて、バイクのみ北海道に輸送してくれるという点です。東京から北海道に行くとなると、往復で2日間は要してしまいます。このサービスを使う事で、この時間を節約出来るという訳です。今回これを紹介したのは、日帰りではなく普通に北海道ツーリングを楽しみたいという方にも知って頂きたいと思ったからです。

まとめ

ここまで、日帰り北海道ツーリングの可能性について紹介してみました。他にも、レンタルバイクを利用するとか、飛行機でバイクを空輸するとか、色々と可能性はありますが、これ以上は収拾が付かなくなりそうですので、この辺りにしておきたいと思います。

日帰りじゃないじゃないかと思われた方も多いでしょうが、私が言いたかったのは、北海道ツーリングを楽しみたいなら、たった1日の滞在でも可能だという事です。

もし、同じような考えをされたり、実際に敢行したという経験のある方は、コメントして頂けると幸いです。

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