はじめに
今回は、私が朝食で食べている甘酒の紹介です。米麹から作ったもので、作るのに必要なものも併せて紹介します。
甘酒の種類
甘酒には、酒粕を使ったものと、米麹を使ったものの2種類があります。市販のものだと、これらのブレンドというものもありますが、ベースが酒粕か米麹という観点で言えば、この2種類と認識してもらってOKです。
昔からスーパーでよく売られているものとして思い浮かぶのは、赤い缶に白地の模様があるものではないでしょうか。これは、酒粕ベースに米麹をブレンドして、砂糖で甘くしているというものです。それとは別に、米麹を使ったものは、砂糖を使わず米麹のみを使った自然の甘さを感じられるもので、最近ではスーパーでも売られています。
飲み比べてみると一目瞭然、米麹の方が自然の甘さで優しい味がします。酒粕ベースですと、僅かではありますがアルコールが含まれていますが、米麹ベースではそのような事がありません。お子さんや妊婦の方でも安心して美味しく飲む事が出来ると思います。
飲む点滴
米麹から作った甘酒は、麹菌により生成されたビタミン群や必須アミノ酸を含んでいる事から、飲む点滴とも言われています。夏バテ防止の効果は江戸時代から知られていたくらいです。更に言えば、腸内環境を整えるオリゴ糖や食物繊維、疲労回復に優れたブドウ糖といったものも含まれています。
朝食に甘酒
以上の事から甘酒の効果が凄いのはわかって頂けたかと思いますが、ではどのタイミングで飲むのがいいのでしょうか?
私のお勧めとしては、ズバリ朝です。目覚めた直後は胃腸もまだ活発に動ける状態ではないのですが、身体は栄養を欲しています。ガッツリ朝食を摂れないため朝食を抜いてしまうという方も多いかと思われますが、このような方にはピッタリです。
甘酒を作ってます
そんな甘酒ですが、私は自宅で作っています。必要な材料は、米麹と60℃のお湯だけ。そして作るのに必要なものは、マルコメの甘酒メーカー、「プラス糀 甘酒メーカー糀美人 MP201」です。
甘酒を作るのに必要な事は、清潔な環境と温度管理がしっかりしているという事です。一般的なヨーグルトメーカーでもいいのですが、甘酒だけを作るのであれば、こちらの方が安価です。勿論、甘酒以外にも、塩麹や醤油麹といったものも作る事ができます。
甘酒の作り方
甘酒を作るって難しそうって思われがちですが、甘酒メーカーを使えば簡単に出来ます。
- 甘酒メーカーにセットする容器と蓋を殺菌して、米麹を入れます。
- 容器に米麹と60℃のお湯を入れて、米麹全体にお湯が行き渡るようにかき混ぜます。お湯の量は、米麹300gに対して400ccにしています。この量ですと、出来上がりが重さ換算で700gになり、1日100gでちょうど1週間分になります。
- 甘酒メーカーで、60℃、8時間を設定してスタート。
- 8時間後、アラームが鳴って出来上がり。
ちなみに私は、日曜日のお昼前に仕込んでいます。そうすると、夕食後に出来上がります。
出来上がったら
出来上がった甘酒は、清潔な容器に移して冷蔵保存する事で、1週間保ちます。これを毎朝100gずつ、ヨーグルトと合わせて食べています。あれ、飲むんじゃないのって思いました? そうなんです。このように作ると、飲物というより重湯のような感じになるのです。米麹の粒々も残っているので、食べるという方が表現として合ってます。とても甘いので、ヨーグルトと合わせる事でちょうどいい甘さになって美味しいです。
また、キューブサイズのアイストレーを使うと冷凍保存も出来ます。ちなみにこの冷凍にしたものも優れもので、煮物にキューブ1つ加えるといった使い方も出来ます。お味噌汁に入れるのもお勧めです。
米麹について
米麹と言っても、生麹と乾燥麹の2種類があります。生麹は、米に麹菌が繁殖した状態のままですので、日持ちしないという欠点があります。入手のしやすさと保存に向いているのは乾燥麹の方です。私も乾燥麹を使っていて、以下のサイトから購入したものを使っています。
こちらは1袋300g入りで、使いやすいサイズです。ちなみに定期購入すると、割引されたります。減農薬栽培されたお米から作られた米麹ですので、お勧めです。
2年以上甘酒を続けています
以前の健康診断の血液検査で、中性脂肪やコレステロール値が高いと指摘され続けられましたが、朝食を甘酒に置き換えてから、約半年後の健康診断で基準値内まで下がりました。
終わりに
甘酒を作って、朝食で食べている事について述べさせて頂きました。健康のために色々な取り組みをされてる方も多い事かと思われますが、1日のスタートとも言える朝食を甘酒にしてみるのも如何でしょうか?
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