調子の良し悪しを受け入れる、うつ病の身体的症状に関する対処法と予防法

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 はじめに

うつ病を患っていると、調子のいい時と悪い時が波のように繰り返す事があります。調子のいい時は、特に何の意識もしないで過ごす事が出来ますが、調子が悪くなると、何かを考える事も億劫になったり、何かをするにも気力がついていかないような事があります。このような時は、とにかく調子が上向いてくるのを待つのが一番です。とは言え、ただ待っているだけというのも、気持ち的に落ち着かなかったり、周りの目を気にしてしまいがちです。

この記事では、うつ病で調子の悪い波に飲み込まれた際にどうすればいいのか、そして、周囲の人はどのように接していけばいいのかを解説します。尚、うつ病の症状は人それぞれ異なる場合もあるため、全てのケースに当てはめて考えるのが難しいものです。このため、私の実体験を元に説明していきますので、似たような症状に悩まされている方にとって、ヒントの1つと捉えて頂ければ幸いです。

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最近の調子と、症状を知ること

まず前提として、ここ最近の私の調子について述べていきます。前提をハッキリさせる事で、後に述べていく対処法にも繋がっていきます。

ここ1週間位、不安定な調子が続いています。症状としては、気分が晴れない、無気力になる、立っているのが辛い、動作がゆっくりになる、食欲が落ちる、まあ、こんなところです。

ここで補足しておきます。「気分が晴れない」という事ですが、「気分の落ち込みがある」と混同しがちですが、今回の私の場合はちょっと意味合いが異なるのかなと考えております。例えで言えば、寝てる時の夢の中では元気な自分なのに、目を覚ますと気持ちがどんよりしてる、こんな感じです。

立っているのが辛いという点で困る事としては、トイレとシャワーですね。トイレで用を足すにも、片手は柱にもたれ掛かっているような感じです。シャワーはしゃがんで浴びる事も出来ますので、何とかなったかな。ただ、無気力さが前面に出ると、洗い方が雑になったりします。髭も全く剃っていません。

とまあ、うつ病の症状って人それぞれ異なりますが、よく言われる気分の落ち込みのような症状よりも、身体的に辛い症状の方が多かったりします。身体的な辛い症状があると、他の病気を疑う可能性も出てきますが、うつ病で自分の身に現れる身体的な症状を予め知っておく事が必要です。

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調子の変化を予測する

ここまでは、身体的な症状について述べてきましたが、そもそも何でこのような症状が起きるのでしょうか?

医学的に見れば、自律神経やホルモンバランスの乱れ、というひと言で片付けられるのかもしれません。

では、そのような症状が起きてしまうようなきっかけってあるのでしょうか?

これは、ズバリあります! うつ病に限らず精神疾患の場合、とあるきっかけがあって、そのために精神的に不安定な状態となり、その副産物として身体的な症状が現れてくるものです。

では、そのきっかけって何なのでしょうか? これは、人それぞれ感情レベルが異なるため、きっかけも人それぞれで異なります。

私の場合は、家族内でのとある話題がきっかけになりました。厳密に言えば、この話題をされる事で体調に変化が現ると自衛反応が働き、症状が現れるのを予め阻止しようとしていました。しかし、結果的には、自衛反応の成果もなく、症状が現れるに至ってしまいました。

ここまで述べてきて、何を伝えたいのかというと、うつ病に限らず精神疾患を患っている人は、通常であれば何の意識もしないで過ごす事が出来ますが、とあるきっかけがあると、それによって精神的に不安定な状態となり、その副産物として身体的な症状が現れる、という事です。このきっかけの事を、引き金とかトリガーといった言い方をする場合もあります。そして、きっかけ(引き金)は人それぞれです。

つまり、こういう事があると、こういう症状に繋がってしまう、という事を、まずは自ら知っておく必要があります。知っておく事で、きっかけ(引き金)を避けるような行動も出来ます。

身体的症状が続いている時の対処法

ここまで、きっかけ(引き金)を知ってそれを避ける事で、精神的に不安定な状態や身体的な症状を避けられるという事を述べてきました。しかし、残念ながらきっかけ(引き金)を避けられず、結果として心身不調となってしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?

こうなってしまうと、そう簡単には好転しないというしかありません。調子を崩す時はあっという間なのに、あっという間に回復できるような事は、ありません。今置かれている立場を受け入れて、ただひたすら、調子が上向いてくるのを待つしかないです。

ただ、全く手段がない訳ではありません。WRAP(ラップ)を使う事で、気を紛らわせたりして、結果として回復を早める事に繋がる場合もあります。WRAPについては、色々と奥深いので、また改めて記事にします。

周囲の人の接し方

ここまでは、当事者の視点で見た場合の内容について述べてきました。今度は、当事者の周りの目線で見た事を述べていきます。

まず、これは病気による症状なのだから、このような症状を責めるような事はしないであげて下さい。例えば、「動作がゆっくりになる」といった症状に触れましたが、本人もゆっくり動きたい訳ではなく、精一杯動いてもこの程度のスピードなので、例えばそれを急かしたりするのは逆効果です。「今はこういう状態なんだな」と受け入れる事が大切です。

そして、きっかけ(引き金)になるような事を避けるのも大切です。殆どの場合、きっかけ(引き金)は外部要因だったりします。このような事は避けるようにしましょう。

そして、実際に症状に苦しんでいる様子を見たならば、少しでも回復を早めるように、なるべくストレスフリーな状況にしてあげる事が必要です。むやみに優しく接しても、結構これをストレスに感じてしまうケースもあります。どうしても気遣いたくなる理由もわかりますが、それがストレスになってしまっては元も子もありません。

終わりに

うつ病で身体的症状が続いている時の対処法について、ここ最近の私の状況を含めた形で述べてきました。うつ病は、本当に厄介な病気です。しかも、見た目で判断出来ないというのも、自らの理解の妨げになったり、周囲の人もどう接するのが正解なのかわからない、といった一面があります。周囲の人に受け入れてもらうには、まずは自らが受け入れるといった事が必要になってきます。

ストレス社会と言われる現代は、家庭、職場、学校、その他様々なシーンで、うつ病と向き合う事があると思われます。あくまでいち個人の感じ方ではありますが、この記事に書いた内容がお悩み解決のヒントになれば幸いです。

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