マジェスティ(Ⅱ型)のインプレッション 歴代所有バイク6台目

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マジェスティ(Ⅱ型)のインプレッション

6台目に所有する事になった、マジェスティ(Ⅱ型)のインプレッションをします。

期間:1999年10月~2006年10月

総走行距離:約35000KM

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マジェスティ第2楽章

1999年9月、マジェスティのモデルチェンジが発表されました。これまでにもリアブレーキをディスクにしたり、ABS装着等のマイナーチェンジはあったのですが、今回のはスタイルも一新、より洗練された形に進化しました。これは、マジェスティに乗り続けるための第2楽章だ~などと勝手に解釈し、バイクショップに行って即決しました。マジェスティの次はマジェスティ・・・当時は口癖のように言っていたのですが、それが現実になった瞬間です。

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素晴らしい進化

このⅡ型マジェスティ、あらゆる面で先行型の欠点を解消し、素晴らしい進化を遂げていました。まず、車体が一回り大きくなりました。これは、私にとっては足付きが前より悪くなってしまったのですが、それでも重心が低いところにあるため、ほとんど苦になりませんでした。走りはと言うと、加速が非常にマイルドなようで鋭い。これは、エンジン特性と変速タイミングが上手くマッチした形で進化した証拠だと考えております。更に、スクリーンにあるエアインテークは画期的で、その効果は素晴らしいのひと言に尽きます。カウル付き、ネイキッドのどちらにも当てはまらない風当たりは、長距離を走っても疲労度が全然違います。その他、使いやすくなったパーキングロック、足周りやフレームも更にしっかりしたものになっています。初期型マジェスティのインプレッションでも表現した「二輪自動車」という言葉が、更にピッタリきます。

ヘルメットが2個入る

シート下には、何とフルフェイスのヘルメット2つ分のスペースが確保されました。おそらく先述した、車体が一回り大きくなった事と関係しているのかなと考えております。そして、この構造がよく考えられています。まず、シートの開き方です。従来のスクーターですとシート全体が開くのが一般的でした。しかし、このⅡ型マジェスティはフロントシートのみが開き、フロントシート下と、リアシート下の2分割でのスペースが確保されています。このフロントシートのみが開くというのが肝で、ロングツーリング時にリアシートに荷物を積載している場合でも、シート下スペースにアクセス出来るのは、非常にありがたい機能です。ただ、シート下スペースも2分割構造のため、収納する物の大きさや長さに制限があります。とは言え、これだけ広大なスペースはこれまでになかった事を考えると、画期的です。

燃費について

燃費については、街乗りで30KM/L位であったと記憶しています。これだけを見ると、初期型マジェスティと比べて10%程度は悪くなっているように見えますが、ツーリングや高速での燃費は、初期型とあまり変わっていなかったと記憶しています。そして、驚いた事に、シート下に広大なスペースを確保しておきながら、ガソリンタンクの容量は初期型マジェスティより1L増えて12Lとなっています。燃費の良さもあり、航続距離も比較的長い事から、給油インターバルを長く取る事が出来るのは、ツーリングの際に重宝しています。

実際に私が高速で試した事ですが、大阪から神奈川まで帰ってくる時に、浜名湖サービスエリアで1回給油しただけで済みました。それと、データとして残っているものとしては、2004年に福井まで日帰り1000KMツーリングをしたのですが、その時の燃費は28.75KM/Lでした。これは、松本まで高速、福井まで一般道、そこから山越えで岐阜まで出て、そこから高速というルートでした。

更に時代は変わっていく

私が最初にマジェスティに乗り換えた時は、いろんな事を言われたものですが、時代も変わり、ビッグスクーターはバイクの新しいジャンルとして確立されつつあり、周りにもビッグスクーター乗りが増えてきてうれしい限りでした。もはや、ビッグスクーターはただの街乗りバイクではないです。むしろ、気楽に乗れるという事もあって、ツーリング中でも気軽に寄り道がしやすくなったと言えます。バイクそのものの使い方や楽しみ方は乗り手の自由だと思いますが、林道派や峠の走り屋でない限り、マジェスティは無限の可能性を秘めた最高の乗り物だと自負しています。

そんな感じで、このマジェスティは、これまで所有してきたどのバイクよりも長い期間、長い走行距離を乗り続ける事が出来ました。また、2003年にはカーナビ装着、2004年にはカーオーディオ装着という、より快適で楽しく走る事を追求しました。しかし、250ccスクーターではどう頑張っても限界があります。ただこれは、以前にZZ-R400でも触れた事のある、排気量だけでは語れないというスタンスからはズレていません。単純に、マジェスティでの高速利用は、色々な面でバイクを酷使しているという意味です。そこで、自賠責保険が切れるタイミング、そして2回目の駆動系周りの交換が近づいているという現実も考慮した上で、グランドマジェスティ400にバトンタッチする事となりました。ここから更に、マジェストーリーが続きます(笑)。

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