グランドマジェスティ400のインプレッション 歴代所有バイク7台目

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グランドマジェスティ400のインプレッション

7台目に所有する事になった、グランドマジェスティ400のインプレッションをします。

期間:2006年10月~2012年7月

総走行距離:約26000KM

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スクーターも400cc化

これまで250ccのマジェスティを10年間で2台乗り継ぎましたが、ロングツーリングでの使い方となると、少々厳しい面もありました。特に高速道路を使用した長距離ツーリングでは、バイクそのものに余力があまりない事もあり、バイクを酷使した使い方になってしまいます。そこで、2003年秋に欧州向けとして発表されたマジェスティ400に注目し、2005年にグランドマジェスティ400として国内仕様が登場しました。ちょうど前のマジェスティも、自賠責保険が切れる直前だったり、もうひと冬超す頃には駆動系周りのメンテナンスによる出費が予想された、買い替えるならこのタイミングしかないと思った事が一番大きいです。

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快適性や余力の向上

元々がヨーロッパ向けに作られたせいか車体は大柄ですが、走るにはちょうどいいサイズだったりします。装備面では、Ⅱ型マジェスティと同様にフロントシートを開けてスペースにアクセスするという前後分離型で、使い勝手についてはのも大きく変わる事もありませんでした。ロングツーリング時にリアシートに荷物を積んでいる状態でもシート下スペースにアクセス出来るのは便利です。また、前後分離型と言っても多少の形状変更もあって、収納可能なサイズに制限があるのは相変わらずですが、より使いやすくなったと思います

走りの面でも向上しています。400ccへのアップは、慣らし運転の回転数である5000回転で100KM/H巡航が出来ますので、慣らし運転中でも高速を使ったツーリングも苦ではありません。この辺りは、250ccとは違って、余力がある証拠ですね。スペックだけを見ると、DOHC4バルブで単気筒のエンジンにしては高回転型のように思われますが、中回転域も扱いやすくて、非常に良いエンジンです。

フレームも、アルミフレームを採用している事から、車体全体の剛性向上にも貢献しています。サスペンションも、大柄な車体を支えるためか、しっかりしています。フロントブレーキもダブルディスク化されて、ストッピングパワーも向上しています。エンジンだけでなくシャーシ全体も高機能化している事から、全体的に250ccのマジェスティとは比べものにならないような進化を遂げています。

条件が揃えば燃費がいい

燃費は、街乗り中心だと20KM/Lを下回ります。特に冬場は暖機運転も影響するのか、17KM/L位まで落ち込む事もありました。こればかりは、排気量がアップした事によるトレードオフかなと考えております。しかしツーリングだと、意外と燃費が良いんですよ、走る場所にもよりますが、高速道路だと25KM/L、一般道中心だと26KM/L以上、特に北海道だと28KM/L位まで伸びる事もあり、一度だけ30KM/Lを超えた事もありました。ガソリンタンクの容量も14Lありますので、ツーリング時に航続距離が短くて困るというような事はありませんでした。400ccのDOHC単気筒エンジンだと、こんなものではないでしょうか。ちなみに燃料計も装備されていますが、正直言って精度はそれほど高くはありませんでした。と言っても、結構減ってきたから給油しようとすると、思ったより入らないという事が多かったので、燃料計は目安にして、減ってきたら給油するという使い方をしている限りでは問題ありません。

更に快適性を求めたカスタム

見た目はほぼノーマルですが、随所にカスタムも施してあります。見えない所では、サイドスタンドを立てるとエンジンが切れる仕組みをカットしました。これは本来だとサイドスタンドが出ている状態で走り始めて危険な目に遭う事を防止するための機能ですが、これまで2台のマジェスティでも同じようにしていたため、ここは納車の段階で処置しておきました。また、、カーナビにオーディオといった、Ⅱ型マジェスティで導入したものも、そのまま踏襲しました。更に、二輪車用のETCが始まるタイミングでもありましたので、これも装備しました。バイクで高速の料金所を通るのって、何かと面倒なんですよね。ノンストップで小銭要らずなのはありがたい事です。シート下スペースにシガーソケットも装備して、ツーリング中のケータイやデジカメの充電にも重宝していました。また、いたずら防止のためにアラームイモビライザーも装備しました。

そして、ここが一番大きなカスタムポイントなのですが、見た目はほぼノーマルと言いながら、実は見た目そのものもカスタムしています。それは、外装全てです。実際のメーカーラインナップに、グランドマジェスティ400の赤なんて存在しないのです。しかし、同じ車体を使うグランドマジェスティ250には赤が存在しました。また、かつてはY’S GEARから外装キットというオプションパーツも販売してました。それにより新車の段階で外装を一新した、という訳です。私自身にとって、これは一番の拘りポイントです。正に赤い彗星ですね。

究極のツアラー

私がビッグスクーターという選択をした理由に、北海道ツーリングを楽しむためという事があります。いやいや、スクーターじゃなくても楽しめるだろって思われるでしょうが、北海道ツーリングに適したバイクという条件で私が考えるのは、たった3つです。

・荷物の積載能力が高いこと

・燃費がいいこと

・ライディングポジションが楽なこと

この自分なりの考えにおいて辿り着いたのがビッグスクーターです。250ccでも十分でしたが、そこに走りの余裕という要素を加えた400ccのビッグスクーターは、私自身にとっての最適解であったと思います。グランドマジェスティ400って、ハッキリ言えばマイナー車種をイメージしてる人も多いかと思いますが、街乗りからロングツーリングまでオールマイティに楽しめるバイクであったと自負しています。

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